鮭川村観光案内

小杉の大杉

1000年以上の樹齢をほこる天然杉。
根まわり6.3m、高さ20m。(村指定文化財天然記念物)地元では芯が2本あるところから夫婦杉、縁結びの杉といわれている。夫婦で手をつないでこの杉の根元で休むと子宝がさずかるとか・・・。

根元に山神をまつっているところは原始信仰の跡をとどめている。また、周囲の大地からは縄文土器や石器が出土している。

まぼろしの滝・与蔵の森

まぼろしの滝郡は「湯沢の滝」「白猿の滝」「大滝」「夫婦滝」と名付けられた。 村民の一人に発見されたのは、数年前。それを期に、広大なブナの原生林や様々な表情の滝郡、伝説の与蔵沼など鮭川の大自然を満喫できるツアーが 年1回催され、毎年多くの方に参加していただいている。

鮭まつり

鮭川の一大イベント「鮭まつり」。秋空の下、豪快な“鮭料理”や特産きのこの“きのこ汁”を味わい、 “鮭のつかみ取り”や“さけまるくん(イクラ)飛ばし大会”“大抽選会”など楽しい企画が盛りだくさん。

庭月観音

室町時代の天文四年(1535)、真室川東海岸に鮭延城(真室城)を築いた佐々木貞網は、天文十五年(1546)、鮭川のほとりに お堂を建て、先祖より伝わる慈覚大師作の聖観音像を祀った。これが庭月月山月蔵院の始まりである。

鮭皮の清流を臨み建つ庭月観音は、最上三十三観音三三番札所“打ち止めの霊場”として、多くの巡礼者が参拝に訪れいている。

また、観音堂の傍らには伝説の“光姫”の塚が、ひっそりと祀られている。

鮭川歌舞伎

鮭皮歌舞伎は、村内四ヶ所の村芝居が合併して結成されたもので、起源は古く安永二年ごろ、江戸歌舞伎役者により伝承されたものが、引き継がれてきた。

今までにも後継者難や衣装破損によって上演不能になったこともあったが、昭和四十七年、東京の歌舞伎役者市川千升座長により衣装の寄贈を受け、同年保存会を結成することになった。 そして、四十九年には鮭川村文化財指定第一号として保存されている。

代表的な出し物は、仮名手本忠臣蔵全通しを始め、義経千本桜、白波五人男など。毎年、七月の第一日曜日に定期公演を行っている。

美人湯 羽根沢温泉

羽根沢温泉は大正八年、元日本石油株式会社が石油を求める目的で試掘を行ったところ、多量の温泉が沸き出したことがはじまりである。

県内唯一の間欠泉で、肌がツルツルになることから美人湯と呼ばれている。

鮭川村エコパーク(木の子の森)

新緑の芽吹く音、ギンギンに響くセミの声、カサカサっと枯葉が触れ合う音、そしてしんしんと降り続ける雪の音・・・。 ここからは、四季折々のいろんな音が聞こえてくるかも・・・。


エコパークは総面積30ヘクタールの雑木林を生かした滞在型の森林公園です。
雑木林で森林浴、芝生の上にお弁当を広げてピクニック・・・、エコパークでの過ごし方はいろいろです。 自然に囲まれて生活している人も、自然を遠くに感じている人も、家族で、又は仲間同士で、いろいろな“かたち”の自然を味わってください。